東南アジアでバイクを借りてみませんかーーー?
50cc以下なら免許不要でバイクが乗れる国が多い東南アジア。
ベトナム、カンボジア、フィリピンなど普通車はほとんど見かけず、交通量の9割がバイク。
125cc以上のバイクでも、国民の半分が無免許というから恐ろしい…
もちろん海外旅行者もそれに流されてレンタルするわけですが、、、
(※国際免許を取得し、バイクを乗ることをおすすめします。
国際免許の提示が求められたことは一度もないですが笑)
こんなにもバイクが普及しているのには、給与と便利さにあります。
普通車が買えないので、日本製の中古バイクに乗るという目的の他、
単純に移動が楽で、燃費がいいので安上がり、商売にも向いているなど様々なメリットがあります。
そして、旅行にもかなり向いている。
というわけで、今回は東南アジアでのレンタルバイクの借り方をお教えします!
1.筆者の海外バイク経験
~ベトナム、カンボジア、フィリピン~
2.ゲストハウス/ホテルで借りる
2-1.声の掛け方と手続き
2-2.料金とバイクの種類
2-3.気を付けること
1.筆者の海外バイク経験
東南アジアのディープさが好きな筆者は、現地住民しかいないような島や森の中などバイクでいってしまいます笑
バイクに乗った国は、ベトナムのダナンとカントー、カンボジアのシェムリアップ、フィリピンのボホール島です。
ベトナム・ダナン
ベトナムでは、ダナンのゲストハウスで125ccのバイクを借りて、ダナンの有名な寺、遊園地、少し離れた五行山、ホイアンのランタン祭りなどに向かって走りましたね。
市街地以外はかなり道がすいているので、ちょっと飛ばしてみたり笑
ホイアンでは、左折直前に左後ろからバイクが走ってきて足をぶつけたり、、、
東南アジアの交通ルールどうなってんだ、、、(それも醍醐味)
カンボジア・シェムリアップ
カンボジアのシェムリアップでは、50ccのバイクをこちらも2日間借りてドライブ。
海外での初バイクだったので興奮!!!
有名なアンコールワットは行きましたし、現地住民の生活が見られるトンレサップ湖、ラピュタのモデルとなったのではないかと言われるベンメリア遺跡も行きましたね~
あちらは原付30km制限はないので、50ccバイクをフルスロットルで運転しましたが、それでも最高時速60km/h出るか出ないかという遅さ…
宿のある中心街からベンメリア遺跡まで2時間かかりました、ただの原付で笑(お尻痛い)
帰りは、舗装されていない砂地の道路にクレーターが空きまくっていて、、、
そのおかげで転倒、ミラー大破&ボディ傷だらけ&体は血まみれみたいな状態に泣
立ち寄ったガソリンを販売する民家の子供たちが、井戸水で体を洗い流してくれたので、今となってはすべて含めていい思い出ですね笑
フィリピン・ボホール島
フィリピンのボホール島では、1日だけゲストハウスで125ccのバイクをレンタル。
チョコレートヒルズ、、どうしても見に行きたかったんですよね。
カンボジアのベンメリア遺跡と違って、こちらは125ccで2時間かかる距離だったので遠い遠い、、、笑
途中、スコールに見舞われ、びしょびしょになって体はがちがちに冷え死にそうになりながら…
無事、チョコレートヒルズに到着できました!
頂上からの景色は最高ですよ!!
※相棒と旅行してたのですが、スコールに見舞われた夜、39度くらいの高熱を出していました。。
みなさん、スコール対策に雨カッパは持っていきましょう笑
、、、ていうか、僕、バイク乗っているときトラブルだらけですやん、、、笑
という経験談はここまでにしまして、以下ではバイクを借りる流れを説明します!
大きく分けて2種類あります。
「ゲストハウス/ホテルで借りる」「街中で借りる」
です。これらに分けて、それぞれ詳しくお伝えします!
2.ゲストハウス/ホテルで借りる
2-1.声の掛け方と手続き
東南アジアなど交通手段の主流がバイクである国は、ゲストハウスをはじめ宿泊先でバイクが借りれることが多いです。
大抵、フロントにあるポップか、客室内の説明冊子に書かれてあることがほとんど。
バイクを借りれることが分かりましたら、フロントに行きましょう!
フロントで、
「バイクを貸してくれませんか?」
と言えば大丈夫です!
宿では既にパスポート情報を管理しているので、改めてパスポートを提出する必要はありません。
基本は1日単位でのレンタルなので、
「何日バイク使いたい?」
“How long would you like to rent a motorbike?”
「どれくらいの長さバイク借りたい?」
と聞かれます。
2日以上借りると割引になることもあるので、うまい具合に交渉しましょう。
値切りは大事です!!!
「2日間借りるし、少し負けてくださいません・・・?」
というように笑
また、たまに6時間オプション、12時間オプションなどもあります。
なくても交渉すればたいていの場合貸してくれるので、ノリで行きましょう笑
料金は、その場の支払いと、チェックアウト時に支払う場合の2種類あります。
クレジットカードが利用できることも多いですが、国や宿によっては対応していないこともあるので、現金は持ち合わせましょう。
実際、ベトナムではクレジットで払えましたが、クレジットカードの普及がないフィリピンでは現金支払いでした。
料金を支払うと、宿にある場合はスタッフが倉庫から持ち出してくれます。
どこかのレンタルバイク屋さんと提携している場合は、そのテンポのスタッフがバイクで走ってきます笑
人数分のヘルメットと鍵、たまにタイヤチェーンを渡されます。
そしてバイクに乗れる!!!
流れのまとめ
②フロントでバイクを借りたいと伝える
③何日(何時間)借りるか聞かれるので、日数(時間)を伝える
④値段と日数(時間)は交渉するべし
⑤料金を支払う(チェックアウト時もある)
➅バイクを持ってきてくれる
2-2.料金とバイクの種類
料金
街中よりは少し高く、1日800円~1000円。
日本だと1日5000円以上しますからだいぶ安いですね・・・
値段が少し高いのは、面倒なチェックがなくイカ様精神がない表れでしょう。
ボディにもともとあった傷を指して、
「傷つけたな!修理費払え!!」
というトラブルが街中で借りた場合はたまにあるようですが、ホテルで借りる場合はないです。
ホテル業で儲かっているし所有バイクだからでしょうかね、返却時に全くチェックしません笑
それどころか、
「バイクその辺において鍵だけ返してね~」
という感じ、ありがたや、、、1000円でも払う…
バイクの種類
排気量は125cc、車種は、オートマ(AT)が基本。
日本メーカーのヤマハ、カワサキあたりがほとんどですね。
中古バイクですが、日本メーカーだけあって特に問題なくすいすい乗れます!
2-3.気を付けること
日本のように、ガソリンを満タンにして返す文化はないので、
エンジンを入れたらまずガソリン残量を確認しましょう!
基本的には有人ガソリンスタンドがあるので、
「ガソリン満タンで」
”〇 litter”
「〇リッターで」
と言えば、親切に入れてくれます。
しかし、カンボジアではガソリンスタンドよりも、瓶にガソリンを詰めて個人的に販売する民家が多いです。
地元民に、
「どこでガソリン買える?」
と聞きましょう。Googleマップには載っていません!
3.街中で借りる
3-1.声の掛け方と手続き
写真のように、
バイクの写真と値段らしきものが書かれた看板
「FOR RENT」と書かれた看板
が置かれているところが、レンタルショップです。
見つけたら、迷わず店員さんに話しかけましょう。
ホテルと違って、街中で借りる場合は、店舗にデポジットを預けなければなりません。
たいてい、デポジットはパスポートです。
ただ、パスポートは何かトラブルがあった際に最強の身分証明になる(特に日本人は)ので携帯するのがベスト。
交渉して、現金を預けるようにするのが無難です。
その場合、
Instead of it, I would like to deposit cash.”
「パスポートを預けたくはないので、現金をデポジットとして預けたいです」
と交渉しましょう。
あとの流れは一緒ですが、
・クレジットカードは使えないことが多い
・現金は前払いが多い
という点は留置してください。
流れのまとめ
②フロントでバイクを借りたいと伝える
③何日(何時間)借りるか、どの排気量のバイクがいいか聞かれるので、希望を答える
④値段と日数(時間)は交渉するべし
⑤パスポートを見せ、デポジットを渡す
⑥料金を支払う(前払いが多い)
⑦バイクを持ってきてくれる
3-2.料金とバイクの種類
料金
街中はホテルよりも安いことが多く、1日400円~800円が相場。
観光地の中心地や駅・バス停に近い店舗では高くなる傾向があります。
5分~10分ほど歩けば、安い店舗がたくさんあるので、すぐ飛びつかずすこしの間辛抱を。
(たった2、300円の差を気にしない方は大丈夫です、筆者はケチり症なので笑)
色々加味した平均は、1日700円くらいでしょうか。
国にもよりますが、食ではぼったくる観光地でもバイクの値段は意外と高くないです。
バイクの種類
レンタルショップでは、50cc・125cc・250cc・400cc~などと、排気量を選べることもあります。
ただ、125ccが主流で、バイクの交通量が「まじでえぐい」街なか、
大型バイクに乗るとむしろ運転しにくい気はします…
125ccでも70~80kmは出ますし、それで十分だと思います。
3-3.気を付けること
基本的に、ホテルで借りる場合と一緒ですが、唯一気を付けてほしい点があります。
借りる際、スタッフがいる下でバイクの写真撮影を行う
ことです。
最初の方でちらっと説明しましたが、あることないこといって修理費を迫ってくる悪徳業者が不通にいます。
泣き寝入りする日本人も多いと聞きますから、しっかり対応できるよう写真は必須です。
もし、それでも危なければツーリストポリスを呼ぶぞ!と脅しましょう。
「わかった、今ツーリストポリス呼ぶわ」
これで大抵対応できます。
まあ、警察もグルであるタイのパタヤでは無効なのですが、、、
4.まとめと筆者のおすすめ
いかがでしたでしょうか!
意外と簡単にバイクは借りれるので、どんどん借りちゃいましょう!
安心を取って、ホテルで借りることをおすすめします!!